WEB上のサイトやブログで見かけるようになったGoogleアドセンスを利用した詐欺広告。10月以降多いのは、NHKを装った台風シリーズと2024年の干支をを使った辰年シリーズです。
広告をクリックすると、Microsoftサポート風のページかアダルトサイトに遷移して、クリックさせて、電話させて、金銭を要求されます。フィッシング詐欺と言われるものです。
当ブログでは広告を掲載する媒体として、このような詐欺広告をブロックし、表示されないようにしています。併せて、表示される詐欺広告を全てGoogleに報告していましたが、やっとGoogleが動いてくれたようです。
最近の詐欺広告はこちらをご覧ください。
Googleが動いた
いつも通りにGoogleアドセンスの広告レビューセンター(ブログに掲載される広告の許可やブロックをコントロールするところ)をチェックしていると怪しい広告を発見しました。
下が実際のスクリーンショットですが、どれが怪しいかわかりますか?
正解は左から3つ目の「ウェザーニュース」
怪しいのはだいたい、よくわからない写真+微妙な日本語の帯+「見る」「知る」「クリック」「表示」となっているフォーマットです。この広告の場合は写真と日本語の帯はそんなに変ではなかったのですが、「もっと詳しく知る」が引っ掛かりました。「詳しく見る」でも怪しいですが、「詳しく知る」というのも怪しかったです。
それでは「ウェザーニュース」を見てみましょう。
※自分のブログに掲載された広告を自分でクリックするのはGoogleアドセンスの違反行為です。自分のブログではなく、Googleアドセンス上のリンクから確認します。
ウェザーニュース
ウェザーニュース
もっと詳しく知る
2.bbdsiewrier
リンク先 URL ttps://2.bbdsiewrier.life
(アクセス防止の為httpsのhを除いてあります)
クリックすると…
当方Google Chromeを使用していますが、そのURL欄に「×危険」、タブには「セキュリティエラー」と表示されました。
ページ全体が真っ赤で「危険なサイト」と表示されています。
危険なサイト
アクセスしようとしているサイトでは、攻撃者がユーザーを騙してソフトウェアをインストールさせたり、パスワード、電話番号、クレジット カード番号などを開示させたりする可能性があります。安全なページに戻ることを強くおすすめします。
詳細ボタンをクリックすると、最近フィッシングが検出されたと書いてあります。
Chrome には、ブラウジング中のユーザーを保護する安全機能が組み込まれています。その一部である Google セーフ ブラウジングにより、アクセスしようとしているサイトで最近フィッシングが検出されました。フィッシング サイトは、他のサイトになりすましてユーザーを騙そうとするサイトです。
通常は安全なサイトであっても、攻撃者によって侵害されることがあります。この情報が間違いで、このサイトに危険がないと思われる場合は、Google までお知らせください。
リスクを十分に理解している場合に限り、この安全でないサイトにアクセスしてください。
やっと、Googleがフィッシング詐欺のサイトをブロックしてくれたようです。
12月中旬には、続々とGoogleによるブロック済のサイトが増えてきています。
ここをクリック
ここをクリック
日本で在宅サービスを受けるにはここをクリックしてください
リンク先 URL ttps://homecrafterss.com/carpentry-service/
(アクセス防止の為httpsのhを除いてあります)
こちらの詐欺広告は現在Googleによってブロックされています。
ここをクリック
ここをクリック
ここをクリックして、毛皮のような友達のためにフーフを購入してください
リンク先 URL ttps://sushipaws.com/
(アクセス防止の為httpsのhを除いてあります)
こちらの詐欺広告は現在Googleによってブロックされています。
Google Chrome 安全でないサイトの警告
Google Chromeでは危険なコンテンツや詐欺的なコンテンツを表示しようとすると、警告が表示されます。フィッシング サイトや不正なソフトウェア(マルウェア)を配布しているサイトがこれです。
今回、「危険なサイト」と警告が出ていますが、これは、マルウェア サイト、迷惑ソフトウェアの配布サイトなどとも呼ばれるものです。パソコンに危害を加えたり、ウェブ ブラウジングの際に問題を引き起こしたりする可能性のあるサイトです。
広告をご覧になる側の方で、このような煩わしい広告が表示される場合には、Google Chromeで広告に関する権限を変更することで防ぐことができます。
- パソコンで Google Chrome を開く
- 右上のその他アイコン > [設定] > [プライバシーとセキュリティ] をクリック
- [サイトの設定] > [その他のコンテンツの設定] > [煩わしい広告] をクリック
- デフォルトの動作で「煩わしい広告や誤解を招く広告が表示されることがわかっているサイトで広告がブロックされます」を選択
しかし、そもそもの詐欺広告を出稿しないようにGoogleアドセンスの審査を厳しくすべきだと思いますが…。Googleの優秀なAIを使えばできそうだと思ってしまいます。
詐欺広告をブロックしてGoogleに報告
Google側で危険なサイトはブロックしてくれましたので、私はこの詐欺広告をブロックしました。
ブロックしましたが、数日後にまた違うURLで現れてくるでしょう。
Google 広告アカウント adv-0831268391656278
Googleアドセンスは広告が自動的に配信されます。我々管理者がブロックできるのは実際に配信された後(自サイトに掲載された後)です。なので、ブロックするまでは表示されてしまいます。
我々、ブログやサイトの管理者はこのような広告を掲載しないことで対処していきましょう。
Googleさん、広告の審査はもっと厳しくならんのですか?
詐欺広告の被害にあわない為に
Googleが詐欺サイトを警告やブロックしたとしても、それはこの世の詐欺サイトのごくごく一部に過ぎません。ほとんどの詐欺広告はGoogleの審査を通り抜け、詐欺サイトはブロックされずに当たり前のように存在します。つまり自分が詐欺の被害者になる可能性は非常に高いのです。
基本的な対策として、
- よくわからない広告はクリックしない
- ブラウザのセキュリティー設定をする
それでも間違ってクリックしたり、危険なサイトに出くわしたりしてしまいます。星の数ほどありますからね。
そうなると、詐欺に出くわすのが必然ですので、セキュリティソフトで対策するのが得策ではないでしょうか。
ただ、フィッシングサイトやマルウェアも新しいものがどんどん出てきますので、それに対応できるセキュリティソフトを選ぶ必要があります。
ウイルスバスタークラウドであれば、AIで新たなフィッシング詐欺サイトを検出しながらブロックできます。これならば、新しいものがどんどん出てくるフィッシング詐欺に有効です。
- 第三者機関によるテスト対象製品中トップの防御力
- 日本シェアNo.1
- パソコンやスマートフォン、タブレットに好きな組み合わせで、3台までインストールできます。Windows、Mac、Android、iOS、Kindle Fireシリーズに対応。
- ダウンロード 3年版 3台まで 14,300円(2023年12月時点) 一日当たり約13円
そうは言っても世界最強クラスがいい方には定番のセキュリティソフト ノートン 360 という選択肢もあります。お高いイメージがありますが、実は、ダウンロード 3年版 3台まで 14,480円(2023年12月時点) とウイルスバスタークラウドとほとんど変わりません。
とにかく安くしたい方はESETセキュリティソフト一択。ダウンロード 3年版 5台まで 11,440円(2023年12月時点) と最安です。ESETストアなら更に21%OFFキャンペーン実施中で、9,000円 一日当たり約8円 と激安です(楽天、Amazon、YahooなどのネットモールよりもESETストアが安いです)
安いだけではなく、何段階にも防御する多層防御機能を実装しており、未知のウイルスやマルウェアにも対応できる防御力を持っています。その上、効率的なウイルス検出方法により動作が軽くなっています。
初めてのセキュリティソフトならコスパ最強のESETセキュリティソフトですね。
詐欺広告はダメです
当ブログの運営費用は広告収入によって賄われています。
しかし、当ブログに詐欺広告が掲載されるのは嫌です。詐欺に加担したくありません。
当ブログへお越しいただいた方に、詐欺広告を表示したくありません。詐欺の被害者になってほしくありません。
だから、当ブログでは詐欺広告を表示しないようにブロックしています。
※詳しくはGoogleアドセンスをご覧ください。
そして、当ブログに限らず、WEB上の媒体に詐欺広告が表示されないように、詐欺の被害にあわないように、詐欺広告の事例を記事にしています。