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【40代からの起業】個人事業主、アウディを買う

この記事は約19分で読めます。

自家用車兼社用車をフォード エクスプローラー から アウディ A6 アバントに買い換えました。社用車といえども、基本的には自分のライフスタイルにあった好きな車を選んでいます。

個人事業主の私は自分の車をプライベートと業務の両方で使用しています。その為、車に関わる費用は家事案分をして業務分を経費計上しています。
社用車の会計処理についてはこちらの記事をどうぞ。

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社用車に求められる条件

業務で使うのは、主に、お客様宅への訪問、仕入先や展示会への訪問、店舗視察などの情報収集の為の移動、運送会社への移動です。社用車としての条件があるとするならば、家具屋なので小型の商品を積めるくらいの荷室があることです。もともとステーションワゴンやSUVが好きなので、どっちにしても荷室が広い車を選んでいます。

以前乗っていたフォード エクスプローラーはボディサイズが大きく、特に全高があるので大抵のものは載せることができました。これは業務にも役立ちましたし、趣味のキャンプ道具やDIYの木材を運ぶのにも大活躍でした。

フォード エクスプローラー
フォード エクスプローラーの荷室

今回買い替えたアウディ A6 アバントはステーションワゴンならでは大きな荷室を持っています。全高こそかないませんが、全幅、全長はエクスプローラーよりも大きいボディサイズなのです。
しかし、積載量に関しては後付けの理由でしかなく、一番の決め手は、アバント(ステーションワゴン)ならではの流麗なボディライン、クアトロと7速Sトロニック(DCT)がもたらすキビキビした走りです。

アウディ A6 アバント
アウディA6 アバントの荷室
エクスプローラーにはかなわないがステーションワゴンならでは大きな荷室
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社用車はアウディA6 アバント

2013年式 アウディ A6 アバント 2.8 FSI クワトロ 4代目 4G(C7)系 中古車です。

型式 DBA-4GCHVS
エンジン V型6気筒DOHC
総排気量 2772cc
最高出力 204ps
最大トルク/回転数 280(28.6)/5000
駆動方式 クアトロ(4WD)
ミッション 7速Sトロニック(DCT)
使用燃料 ハイオク
燃費(JC08モード) 11.8km/L
全長×全幅×全高 4.94m×1.88m×1.5m
車両重量 1830kg

本当はこの世代ではなくてもう1世代前のものが欲しかったのですが、現車を見たらこの車に惚れてしまいました。

本当の欲しかった順

  1. 3代目4F(C6)系 3.0 TFSI クワトロ Sライン プラス
  2. 4代目 4G(C7)系 3.0 TFSI クワトロ Sラインパッケージ 
  3. 4代目 4G(C7)系 2.8 FSI クワトロ Sラインパッケージ

3.0のSラインはあまり流通量がなく、あっても現車が見れなかったので残念ながら見送ることになりました。3.0 TFSIのV6 3.0Lエンジン+スーパーチャージャーで、高速クルーズしたかったですけど、2.8 FSIでも必要にして十分な走りです。

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アウディA6 アバントのカスタムパーツ

アバントは横から見るのがいい。
こう見えて全高こそ及ばないが、全長、全幅はエクスプローラーよりも大きい。
  • MLJ VENATICI ヴェナティッチ C-72M 8.5J-19 +35 5H-112
    欧州車によく似合うシンプルなメッシュデザイン。直線的ではなく曲線的なメッシュなので、いかつくなく、クラシックな印象です。車高は落としていませんが、タイヤの外径が少し大きくなったので、フェンダーとタイヤの隙間は指3本くらい。純正っぽい仕上がりです。

純正ホイールが 8J-18 +38 5H-112 なので、純正比較で外側へ9.35mm出て、ツライチまではいきませんがいいツラになりました。

フロント
リア
  • センターキャップ アウディ純正風
    アウディ純正品番4B0601170Aに対応した製品ならば MLJ ヴェナティッチ C-72M に装着可能です。
  • ピレリ パワジー POWERGY 255/40R19 100Y XL
    P ZERO のようなフラッグシップモデルもいいですけど、ファミリーカーでもあるので乗り心地と経済性を考えました。転がり抵抗の低減により燃費向上を実現しエコタイヤとして登録されています。
    乗り心地は19インチということもあって突き上げ感はほとんどなく、快適そのものです。
  • ブラックグリル
    フロントグリルとエンブレムはブラックアウトしてあります(前オーナー施工)
    ヘッドライトはLEDですが、ウインカーはシーケンシャル(流れるやつ)ではありません。
  • ブラックエンブレム
    アウディのエンブレム、グレード、クアトロ、全てのエンブレムがブラックです(前オーナー施工)
  • ブラックモール
    純正だとシルバーのメッキですが、全てブラック塗装されています。欧州車特有のメッキの曇りとは無縁です(前オーナー施工)

ということで外観はボディ、足回りすべてがブラックです。

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アウディA6 アバントの標準装備

  • インテリア
    ひとつひとつのパーツが家具のような仕上がりで、アウディらしい落ち着いた空間になっています。
インテリア
リアシート
  • サウンドシステム
    BOSEサラウンドサウンドシステムが標準で装備されています。迫力ある低音とメリハリのある高音からなる臨場感がすごいです。慣れてしまえばなんてことないですが、他の車に乗った時のギャップに驚きます。
BOSEスピーカー
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アウディA6 アバントの荷室

広くて使い勝手のよさそうな荷室です。高さがあまりないので、大型の荷物を積むときにはリアシートを倒した方がよさそうです。
それよりも荷室の下が面白いです。

荷室

床下収納になっています。
スペアタイヤはありませんので、パンク修理用のコンプレッサーが入っています。

荷室の床下収納

さらにこの床下収納を外すと、その下には、

床下収納のさらに床下

バッテリー(上)と車載工具(下)、ジャッキ(左)が入っています。
車載工具には純正ホイールのロックナット用のソケットやホイールキャップを外すピンもあります。
さらに、右側には、

BOSE

BOSEサラウンドサウンドシステムのアンプかウーファーかわかりませんが入っています。

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アウディ車載ジャッキ

荷室の床下収納に入っていたジャッキ。
見たことのない形状なので、実際に使えるのか試してみました。

ジャッキポイントは、▽印がついていますのでわかりやすいです。

ジャッキポイント

その中は、こんな感じにくぼみになっています。

ジャッキポイント

ジャッキをジャッキポイントにセットします。

ジャッキをセット

ハンドルを回してジャッキを上げていきます。
この時、ジャッキの白い頭の部分がジャッキポイントのくぼみにはまるようにします。

ジャッキを車体に当てる

このままハンドルを回し続けると車体が上がっていきます。

ジャッキのハンドルを回す

上げてみましたが、普通のパンタグラフジャッキよりも少ない力で上がる感じがしました。

不安なジャッキ

ちなみに私はこのジャッキでタイヤ交換をしましたが、問題無くできました。ただ、この見た目なので安心感はありません。いつ倒れるのかわからない不安と闘いながらさっさとタイヤ交換を終わらせました。

タイヤ交換の最中に見つけたのですが、左側のリアのジャッキポイントのカバーが無くなっていました。

ジャッキポイント カバー無

フレームが見えています。
こうなると車載のジャッキは使えませんので、ガレージジャッキで上げました。
このジャッキポイントのくぼみのプラスチックパーツは販売されているので買えばいいのですが、よくよく考えると、スペアタイヤを積んでいないので、出先でタイヤ交換することはありません。なので、買う必要はありませんでした。

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アウディ購入時の明細と勘定科目

個人事業主ですから、社用車を購入した際には仕訳をし経費計上します。経費計上しないでそのまま、自家用車として乗ってもいいですが、せっかく経費にできるのでもったいないです。家事案分といって、業務に使う分だけを経費計上します。

下記は実際に私が中古車販売チェーン店で購入した際の明細です。
※下取り車を納車日に自分で店舗に持っていくため、納車車両運搬費はありません。
※車庫証明は自分で取ったため車庫証明代行費用はありません。

項目 明細 税込金額 該当する勘定科目 税区分
車両 車両本体価格 1,388,200 車両運搬具 課税
オプション
付属品
コーティング 140,250 車両運搬具 課税
ETCセットアップ 2,750 車両運搬具 課税
スタッドレスタイヤ 83,120 車両運搬具 課税
販売経費 点検整備費用 280,470 車両費  課税
車検費用 30,800 車両費  課税
納車車両運搬費 0 車両運搬具 課税
諸費用
代行費用
検査登録手続代行 50,600 車両費  課税
ナンバー変更手続代行 19,800 車両費  課税
車庫証明代行費用 0 車両費  課税
納車準備費用  27,755 車両費  課税
非課税 自動車税 8,500 租税公課 対象外
自動車重量税 32,800 租税公課 対象外
自賠責保険料 20,610 保険料 対象外
各種変更法定費用 1,900 租税公課 対象外
ナンバー変更法定費用 1,600 租税公課 対象外
収入印紙 1,100 租税公課 対象外
車庫証明証紙代 2,600 租税公課 対象外
各種預り金 リサイクル料 17,430 預け金 対象外
合計 2,110,285    

中古車販売店から提示された明細が細かく面倒に感じますが、実際には以下の勘定科目だけです。

  • 車両運搬具…購入月に経費計上せず毎月減価償却
  • 車両費…購入月に一度で経費計上
  • 保険料…購入月に一度で経費計上
  • 租税公課…購入月に一度で経費計上
  • 預け金…購入月に一度で経費計上

社用車の会計処理についてはこちらの記事をどうぞ。

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このような明細は車を購入する段階にならないとわかりません。購入月はいくら経費計上して、減価償却が毎月いくらになるのかは事前にわかないものです。そこで、事前に明細がわかる見積もりサイトがあります。

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WEBから新車見積もりができるので、煩雑な諸費用や支払総額がわかるのはもちろん、複数メーカーに無料で見積りをとり、価格交渉までできます。
これなら事前に経費計算できる上に、価格交渉で支払額を抑えることもできるので個人事業主向きです。
見積自体は簡単なのでやってみて損はないです。

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短期間で減価償却できる中古車も個人事業主にとっては魅力的です。とくに欧州車は中古車になると新車時価格から大きく値下がりするので、とてもコスパが良くなります。
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社用車のメンテナンス

社用車だからと言って、何か特別なメンテナンスや税金があるわけでもありません。
オイル交換、タイヤ交換、ワイパー交換など普通の車と同じメンテナンスです。車検も普通車、税金も普通車と同じです。

ただ、一つ違うのは、これらの費用を家事案分することができるという点です。業務で使った分を経費計上できるということです。
例えば、業務4:プライベート6で使用している場合は、車検にかかった代金の4割を経費計上できます。

輸入車整備・車検・修理【buv.LABO】
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まとめ

  • 社用車と言えど好きな車に乗ろう
  • 社用車なら家事案分で経費計上しよう
  • 欧州車の中古車は新車時価格から大きく値下がりするので、とてもコスパが良い

ありがとうございました。